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THREEPRO WIZTECH
情報システム開発とエンジニアリング開発のパートナーカンパニー

 

株式会社フォンテーン

"業務の変化への追従に新しい一歩を!″
  • 導入前に抱えていた課題をお聞かせください。

    • 株式会社フォンテーン
      グループ統括長 稲垣 良輔
  • 弊社は「電気通信業」で、現場作業をメインに行っていますが、クライアント(発注元)からの要求事項は年々変化していると感じています。
    現場作業だけではなく、日々の活動に対するエビデンス要求であったりコンプライアンス関連のルール設定等が特に増加している状況です。
    世の中がペーパーレスやデータ化になっていく流れに反して、周知事項や報告書などの紙媒体の取扱いが増えていき、現場作業員も現場作業だけではなく、様々なものに対する「管理」に気を配らなければならない状況へと変化していきました。
    そのような「管理」業務が現場作業を圧迫していることにより、当然社員たちの作業効率は下がります。
    時代背景に逆らう事なく、作業効率の改善、管理能力の向上を図る事は弊社にとって急務でした。
    • 株式会社フォンテーン
      安全品質管理部長 北村 立冬
  • システムに対して求めていたものとはどんなものでしたか?

  • 普段は電話メインでつながっていた現場作業員と現場事務所の管理者が、オンライン上、クラウド経由で作業の状況把握やパトロールの電子化などを行い、いろいろな業務をしっかりとつなぎ合わせ、全体を見通せるようなシステムを組みたいと思っていました。
    弊社は全国に社員や協力企業様がおりますので、各事務所間でスピーディーに確実な情報共有ができるという事がメインテーマであったと思います。
"はじめはここまでの最終形を想定していなかったが・・・″
  • 最初のきっかけは『安全パトロール』を電子化したいというところだったのですが、点検や施工のエビデンスと品質向上のために写真撮影をし、その写真をシステム上で確認できたらという発想はありました。

    しかし、ITに関する知識が不足していて、どういう風にしたらいいかというものが考えつかない状態でした。 それが、『安全パトロール』をシステム化したことをきっかけに、事務所内の「管理」というのが、もっとシステムに集約できるのではないかというアイディアがプロジェクトを進める中でどんどん出てきまして、それを遂次提案させていただきながら、ここまで膨れあがっていったという経緯ですね。
  • 『安全パトロール』をきっかけに、システム化に対するイメージが湧いてきたということですね。
    だいたいシステム開発って、通常は最初に要件や仕様を固めて最終形を決めてしまい、その最終形に従ったものを納品して完了という形なのですが、今回は小さいところから始めて、だんだん機能が追加されていくにつれてイメージも湧いてきて、どんどん良いものになっていったという感じですね。

  • そうですね。本当にこちらのアイディアがスピーディーに形になっていきましたので、それを実際に事務所の中で運用してみると、現場からの声というものが+αとして出てきました。それにより、我々のような管理側の要望だけでなく、現場の声もしっかりと反映させることができましたし、そこからまた新しいアイディアが生まれました。双方の意見をしっかり汲み取って、ヒヤリングしたことによって、より多くのアイディアが出てきたのかなと思っています。
  • そういう点では、我々としても、これからのシステム開発の新しい形が見えた気がしています。
    要求が多様化している現代社会では、システム開発も昔の手法とは違う形に変化していると言われています。
    今回、御社とシステム定例会議という形を取り入れて進めてきましたが、そういう進め方をすれば、プロジェクトの成功率も上がるということを実感しています。

"もはや手放すことができないシステムに!″
  • パトロールにおいては安全管理という面で基本的なことになるのですが、やはり今回のシステム化によって「やり忘れ」がなくなったということです。紙でもらう方法とは違い、弊社もきちんとリアルタイムで管理できているというところが大きかったと思います。システムの使い方もすごくシンプルになっているので、何十社もある協力会社様に対してスムーズに浸透させることができ、結果として「やり忘れ」がなくなりました。
    さらに効果が高かったのは施工確認ですね。今までは「写真を撮影して共有してください」というルールがなかったので、何かトラブルが起きてから初めて施工を直さなければいけないとなっていたのですが、今では事務所にいる現場の管理者がリアルタイムで施工確認できるようになっていますので、何か是正部分があったとしても、即是正指示ができるようになりました。それがとても大きなポイントなのかなと思います。北海道にいながら九州の施工が見れますし、九州にいながら東京の施工が見れるといった共有状態ができていますので、管理者の目がさまざまな事務所に行き届くというところが、一番の改善というか、『Join-Repo』を手放せなくなっている要因の一つであります。
"資材管理の側面でも大きな効果!″
  • 『資材管理』も当然紙媒体を使用してのミスが多い管理状態にあったのですが、今回のシステムで電子化され、棚卸業務が簡略化できたことは大きな変化と効果ですね。
    毎日毎日、材料は現場において使うものですから、出庫のフローと入庫のフローがシステム化により定まったことで、各事務所の在庫状況等、今まで見れていなかった事が共有化できました。
    日々の増減も瞬時にわかりますし、在庫金額も確認出来、コスト管理が行き届きます。

    基本的に担当者が操作するものなのですが、ミスがあっても『Join-Repo』を通して全体を見ているので、そこですぐに修正をかけられるようになりました。 例えば九州でミスがあっても、すぐ担当者に連絡をして、確認をしていただくだけですぐに修正ができるようになりましたし、使用率が材料によって偏りがあるのですが、いつからいつまでの間ではどれだけの増減で、どれだけの使用率でこの材料が出ているという状況がわかるようになりましたので、予測がたてやすくなり、コストの削減という意味では、過剰注文や過剰在庫がなくなったなと感じます。
"現場作業員にも好評! ″
  • 現場中でも、必要な材料があったとき『Join-Repo』にアクセスすることで、「これがほしい」というようなことが、作業しながらできるようになりました。現場作業員も車になにを積んでいるか把握しておきたいとか、車を開けたときにないものはすぐに注文したいと思うじゃないですか。仕入れ業者さんとのやり取りではないですが、我々が業者で現場に出ている人が材料を買うという考え方をすれば、車の中からでもすぐに注文ができて、こちらがその注文に対してモノを発送するということができるので、ユーザー側からは資材管理は非常にわかりやすいし、使いやすいという声が多いですね。
  • それは、ユーザーさんにとって、とても嬉しいものになっているものと想像できます。
    我々としても、そういうのは開発者冥利に尽きるというか、また頑張れる気がしますね!
    それも、元々からそこまでの利便性を意識して資材管理のシステム化に至ったのでしょうか?

  • 最初はものの状況がわかればいいくらいの感覚ではありましたね。 それに付随して、1個1個に単価を入力して管理しているので、その倉庫・事務所が抱えている品目の在庫数に対する額面だったり、棚卸を現場に出ている人たちも『Join-Repo』で行うことによって、その日中に、その月抱えている在庫数と額面が『Join-Repo』を通して出せる、確認できるというところが、非常にいいなと改めて感じています。
  • そういう部分も御社と弊社とで定例会議を積み重ねた中で出てきたのですね。

"スマホがあれば、いつでも・どこでもチェック可能″
  • 現場の部分でいうのであれば、やはり最初に言ったとおり、紙媒体の周知事項というのが非常に多い業態なので、毎日毎日たくさんのメールが個々に飛び交い、PDFデータも届くというような状態です。そのような中で、周知事項の管理がシステム上で一括してできるようになりましたし、各事務所の朝礼ですべて周知が完了できるようにもなりました。もともとは紙を何十人分も印刷して配布して、朝の朝礼で見ながら「こういう周知があります」ということをやっていたのですが、いまは全員スマートフォンを片手に、周知事項を確認できているということが、全国で行えている状況ですので、そこにおいても紙のコストは下がっています。それに加え、周知漏れがなくなったというところもありますし、既読/未読というところまで管理できていますので、これもまた大きな変化かなと思います。

    紙媒体だと、紙をもってないと確認できないですが、スマートフォンだと、 ほぼみなさん常に持ち歩いていますので、なにかの作業手順を忘れてしまっても、 現場で『Join-Repo』にアクセスして見返せば、すぐに正しいやり方で作業が進められるというのは素晴らしいです。

    さらに個人情報保護の観点でも、紙媒体の紛失リスクが大幅に減少しました。
    今までは現場作業員が紙を持ち出して現場に行っていましたので、紛失のリスクがあったのですが、『Join-Repo』導入により安心できています。
"新規入場者の教育もオンラインで″
  • 教育部分に関してもe-Learningが入っていますので、新規入場者教育という観点で、もともと対面式で行うことで、時間と日数をかけやっていた研修が、e-Learningを併用してできるようになりました。それにより、理解度を深めるために先にe-Learningをやってもらって、確認テストを実施した上で、理解度が低い方に対しては対面で座学を講習するということができるようになりました。テストもどこを間違えて、どういう点数だったのかという内容まで記録されますので、ユーザー個々に対して、一貫した教育ができるというのが一番いいのかなと思います。
  • いまあるシステムは、資材、e-Learning、施工、安全…
    あと最近新たに『事故報告』が加わりましたが、そちらについては、その後いかがですか?

  • 発生した事故やトラブルを登録し、事務所ごとの事故発生状態を即時共有でき、大変便利です。
    トラブルの対処、解決に至るまでの経緯、事故情報報告等が全て記録できます。
    今後は事故情報の集計データを活用し、安全啓蒙活動、会議等に役立てたいと思っています。
"目指すは業界イノベーション!?″
  • 今後の展開構想などがあればお聞かせください。

  • 開発から運用に至るまで1年半くらいだと思いますが、ある程度の形ができた中で、やはり使ってみて我々としては手放せないものになってきています。
    弊社も同様ですが、 ITリテラシーが低い同業他社はまだまだたくさんおります。
    今回のシステムは関連企業様からの評判が良い状況にあります。
    そのような関連企業様に利用していただくことで、我々と同じ感情をもっていただき、実際に我々のような業界の中でも、それが使うことが当たり前になっていくことを目指し、外部展開していきたいと思っています。
  • 業界のイノベーションですね。

  • そうですね。現場事務所内の業務管理においては、まだまだ古い風習が残る業界と感じています。
    他業界は時代の流れとともに業務管理も変化しているのに、この業界は変わらない印象を感じています。
    今回の『Join-Repo』は現場サイドの意見、管理サイドの意見を反映し開発して頂いたものです。
    部分最適化ではなく、全体最適化を常に意識し改善を繰り返してきました。
    ニーズに合わせた展開をしていければ、他社様も当然手放せないものになるのではないかと、ある意味、私は確信をもっております。
  • そういう方向性については、我々も楽しみです。これからも末永く協力させてください。
    一緒にがんばりましょう!!

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